今年3月、世界レベルで犬種鑑定や遺伝性疾患検査をしてくれる企業を調べた結果、検査ノウハウや実績からEmbark社にDNA検査を依頼することに決めました。

3月まで、決まったキーワードを入力すると定価から40$割引されると知り、急いで申し込みました。その日がが3月31日。悲しいことに、4月1日から新たなキーワードを入力することで、割引額が50$に増額されたことを後から知りました😿
ま、それは良しとして、検査キットが到着したのが4月9日。
わが愛犬ノアの口腔内粘膜採取に向けて、キットが届いてからは毎日、口周りを上下左右に触りまくり警戒感を拭い去るトレーニングを始めました。
顔周辺ならどこをどう触っても許してくれるようになってから、見たこともないでっかい綿棒で口の中をぐりぐり。
嫌そうな顔をしているのを無視して、30~60秒間、口腔内粘膜を採取しました。
意外にも、このプロセスは全く問題なく、スムーズに乗り越えることができました。
問題はそこからでした。

Embark社から送られてきた返送用封筒には、アメリカの郵便局的な存在であるUSPSの発送追跡可能なバーコードが印刷されていました。
過去に日本からEmbark社にDNA検査を依頼した方のブログでは、何もしなくてもアメリカに届くといった記載がありましたが、念のために最寄りの郵便局に持って行ったところ、このままでは受領できないと拒否されました😭

なんでも昨年4月からコロナの影響で国際スピード郵便の受付を完全に停止した上に、今年1月1日からはテロ対策などのセキュリティ上の観点からも、アメリカ宛の国際郵便に関しては通関電子データの送信義務化が徹底され、手書きの郵便ラベルは受け付けられなくなったんだそうです。生まれてこの方アメリカになんて荷物を送ったこともない私には、すべて初耳の情報。「返信用封筒にはアメリカ国内で追跡可能なバーコードが印字されているので、ここに日本からアメリカまでの送料を追加しただけではだめなんですか?」と質問しようとしても、郵便局員さんは私と目も合わせず、「これ以上はわかりかねます。送付先に問い合わせください」の一点張り。みんな英語は苦手なんだと理解して引き下がりました。

その後は愛想のない郵便局員さんからもらった「国際郵便マイページサービス」というホームページにアクセスして、自分の住所や送り先を入力。
宛先を間違えたら約2万円がパーになると思うと、震える想いでした。

入力に慣れているPCでユーザー登録を済ませてから、実はPCからだと入力した情報をパウチする専用のフォームが送られてくるまで5日くらいかかることが判明。
スマートフォンから申し込めば、送信用のラベルを印刷するための二次元コードを受信後、専用のプリンターを備える最寄りの郵便局で即時に印刷して送信できることがわかり、
急いでスマホから再度申し込みをして、近所で一番大きな郵便局まで自転車を走らせました。

窓口のおばさんに国際郵便用のラベルを発行するプリンターの設置場所を確認してから、専用のプリンターにスマホに表示した二次元コードを読ませて送信票を印刷。
それを持って窓口に行ったところ、男性スタッフが「現在は追跡可能なeパケットは発送できないので、再度国際郵便等別のメニューを選んでください」と冷ややかな対応をされました。
ホームページではeパケットライトは選択できませんでしたが、eパケットは選択できる状態でした。
できないなら最初から選べないようにしておけよと思いつつ、その場でスマホから追跡サービスのない「国際小包」を選びなおして、送信ラベルを印刷しなおしました。
品名のところには送られてきた商品名の「Swab」をそのまま記載したところ、また郵便局内がざわざわ💦
DOG DNA TEST SWABと書いた方がよかったようです。

結局、日本からアメリカまでの送料750円を追加で払いましたが、追跡サービスは付加できないため今、ノアのDNAがどこにあるかは不明です。

ま、やれることはすべてやったので、後は結果を待つばかり。

米国宛国際スピード郵便は6月1日から再開されるそうなので、Embarkに検体を送るのもそれまで待った方が安心かもしれません。
日本からだと、追跡サービスがある最も安いサービスeパケットライトの利用が可能です。
料金は950円程度。日本からの注文の場合、検査キットを受領→検体を送付と両方の送料がかかるため、実際のキットの料金に約$20くらい加算されます。「犬種鑑定」に加えて「遺伝性疾患」も調査する際は、申し込みの際に割引コードをしっかり入力することをお勧めします!

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