当然ですよね。2万円もするんですから💦
エンバーク社からの返送用封筒には米国内の配送状況を追跡できるバーコードまで印刷されています。
普通に考えれば、なんとか日本からアメリカまでのルートを確保できれば、その後は安心して配送状況も確認できると思いますよね。
しかし、日本では今年1月1日からのアメリカ宛国際スピード郵便(EMS)の受付停止になったり、手書きの送付状を受け付けなくなったりと、いろいろ手続きが煩雑になり、この封筒をどう扱えばいいか把握している人が郵便局にもあまりいないようなんです。
私が最初にこの検体を持ち込んだのは、東京都内ではあるけれど国際小包など数か月に一度しか受け付けないような6畳程度の小規模な郵便局でした。初めてアメリカ宛のEMSを目にしたような新人窓口担当の男の子は、目の前の顧客の不安を解消する余裕もなく、先輩から言われ「国際郵便マイページサービス」のチラシを配ってあとは無視されました。
知らないなら知らないでいいんです。しかし、その子は印刷済みのバーコードは日本では読み込めないので無効だと。
さらに「国際郵便マイページサービス」で発行した郵送ラベルを上に貼るので、バーコード自体も読めなくなるとはっきりと私に言いました。
私はその子の指示に従って、自宅に戻り、案内されたホームページで送信元と宛先を入力後、あらためて近所で一番大きな郵便局に出向きました。そこでも最初に対応をしてくれた男の子は国際郵便については把握しておらず手間取りましたが、郵送ラベルを出力して窓口に再度持って行ってからは、ベテランの女性が機転をきかせて「後はやっておきます」と引き受けてくれました。
その時ホームページで選択したのは、追跡サービスがない『国際小包(航空便)』でした。
コロナ禍で日本からアメリカ宛に果たして荷物が発送されるのか、1週間余りドキドキでしたが、
昨日DNA検査元のEmbark社から、検体の入った郵送物が無事アメリカに到着し、ラボに向かっていると連絡がありました。
きっと最終的に検体を受領してくれた郵便局の女性が、もともと封筒に貼ってあったアメリカ国内の追跡用バーコードをちゃんと読めるように送付状を貼ってくれたんだと思います。
やはりベテランさんは違います。その節はありがとうございました!
今回のことで、米国内だけでも検体の所在を教えてくれるEmbark社は、ユーザーサイドに立った会社だと実感しました。
たとえ1ヶ月後に犬種鑑定が「野良犬」と出ても恨みません!